イスラエルとシリコンバレー⑤ | Isratech / イスラテック

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イスラエルとシリコンバレー⑤


加藤:やはり、その頃からそういう考えは持っていたんですね。

石井:EFIという会社は、今では当たり前になっていますけど、DTP(=デスクトップパブリッシング)の会社です。イスラエル人だけども、「シリコンバレーで起業する」っていうのは、「ベンチャーキャピタルのお金が集まるから」ということですね。

加藤:台湾の人が台湾で起業するよりも、同じアイデアで同じ技術を持って行っても、シリコンバレーでやったほうがスピードも早いし資金も集まるっていうことですよね。

石井:そうです。そうです。

だから、私が今日本で言っていることも、もう、同じようにそうしてくださいと。

「シリコンバレーを日本へもってくるのはもう無理だから、日本にシリコンバレーに来てください。」とこういう話でやっていますよ。

最近は、そういうモデル、イスラエルの技術で、結構多いですよね。どんどん当たり前になってきているっていうか、ありふれたパターンにはなってきていますね。

加藤:どの辺りかは特定できませんが、私も調べ始めたのが2005年ぐらいの浅い時期なので、詳細は分かりません。ただ、多分2000年過ぎたぐらいあたりから、「R&Dはイスラエルで、マネジメントはシリコンバレーで」という関係がうまくでき、イスラエル以外のテクノロジーベンチャーでもあるところまでくると、マイクロソフト、ヤフー、グーグルも、R&Dの拠点をイスラエルにもって来るようなことをやる。まあ、インテルとか典型的ですよね。

石井:はい、そうそう。

加藤:チップとかのコアの要素技術の部分だけイスラエル、マネジメントとか営業とかマーケティングはシリコンバレーで展開していくようなモデルを、いろんな会社がやる。

石井:そうそう。

加藤:日本人だとほとんど考えが及ばない領域ですが、イスラエルという国にとってやっぱり一番大きいのは、R&D分野だけで人が回り始めて、研究開発力に磨きがかかってくるという。しかも、国外へ出ることなく…。

石井:うん、うん、そうですね。それは、ワイツマンインスティテュート(とかね。そういった研究機関、大学が非常にすぐれた研究者を出していますよね。特にセキュリティ関係、エンクリプション(=暗号化)とかですね。そういった分野はものすごく強い。ま、ご存知のように。

これはシリコンバレーの話ではありませんが、日本と関係があったイスラエルの企業、イスラエルとやっている人を、僕はよく結構知っていますよ。

加藤:流石、ハイテク業界に長年通じていらっしゃる。

インターネット上の情報は、作られたのが遅く、2000年以降の情報が大半を占めるんですよね。それ以前は、意図的に古い情報を載せていくような作業が必要となるじゃないですか。

石井:なるほど。

加藤:それは、日本とイスラエルの間でビジネスをされてきた方も同じで、現在も活動されている方は、Webとかでブログとかで、わざわざやらないわけじゃないですか。まして、過去の事ですし…。

石井:やらない、やらない。(笑)

加藤:そういう背景もあり、イスラテック(ISRATECH)の活動目的として、そういった方のご経験、知恵のようなものを掲載していくのが使命だと思っています。誰も取材に行かないわけだから、残っていかないわけじゃないですか。

石井:だから、以前メールでお名前挙げさせていただいた栃本京子さん(もと高千穂交易会長)とか斑目力曠さん(ネミックラムダ創業者、もと会長)とか、お話聞かれたらいいですよ。

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