イノベーション、テクノロジーを全体感で見ること | Isratech / イスラテック

イノベーション、テクノロジーを全体感で見ること



イノベーション、テクノロジーを全体感で見ること

本質としては、時代の変化の中でも、イノベーションがもたらす変化に対応することにフォーカスしていきます。私たちは、日々変化にさらされながらも、日々新しく生まれるイノベーション、テクノジーに対して対応していく過程では、3 つのステップがあります。

1 つ目は、「察知」。日々何が起こっているかを察知する。情報を集め、どう把握するか。第一章で触れたことです。
2 つ目は、「関係」。その察知したものに対して、自社はどう関わっていくか。具体的には、イノベーションを生みだす相手と関係性をどう構築していくか。
3 つ目は、「目的」。何のために、テクノジーやイノベーションと「関係」するのか。

私たちは、1 つ目から、ハードルにぶつかります。日々生まれる新しい技術が、膨大で、領域も多いため、すべてを見ることは理に適っていません。一人や一社ですべてを把握することですら、困難を極めます。そうなると、「関係」「目的」にフォーカスをした 1 つ 1 つを全体感で見てそして「判断する目(目利き)」を持った方が理に適っています。ただ 1 つ目の「察知」の段階ですべての情報をそぎ落とすことは危険です。マイクロソフトとインテルの事例でもふれましたが、私たちのライフスタイルビジネスモデルに「大きく」変化をもたらすことは、自分たちが想定していない範囲から起こります。想定しない変化は、対応が遅くなります。そのための有効な策は、「幅広いイノベーションを横断的に見て、統合する視点、能力」ではないかと考えています。

現在、大学等で「一般教養」はあります。ただ、「テクノジー教養科目」なるものが必要な時代かもしれません。企業の事業部門であっても、技術の知識は必要であろうし、エンジニアであっても事業開発の一定程度の知識は必要です。また、両者ともある程度の全体感を把握した共通認識がないと、会話がそもそも成立しませんし、うまく変化そのものを察知できません。行動原理も定まりません。行動原理が定まらないとそれに基づいた意志決定などは、到底できないでしょう。

テクノロジーがもたらすイノベーションとどう関わっていくかは、不確定なことが多いです。変化が及ぼす影響は、企業毎によっても、どういう判断で動くのか定まったものは存在しておりません。容易にマニュアル化できることではありません。

「イノベーションやテクノロジーの変化を捉えていくことは、今後の時代には必須」と強い問題意識を持ちつつも、いざ取り組みを始める際は、個々人や各社毎手探りの状態で始まります。そうした手探りで進まざるを得ない状況の中で、皆さんへ共有できそうなその一端を私なりに纏めて参ります。

私自身の危機感として、「ノベーション、テクノロジーを全体感で見る」ことをしないと、前に進むことは難しくなっている認識です。「見る」ことは、わかっていても「どう見るか(羅針盤)」がわからず、暗闇の中では、思い切って前に進みにくい。どの方向にどうアクセルを踏めばいいのか、ヒントになれば幸いです。

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