[スタートアップ紹介Vol.61]Classiq | Isratech / イスラテック

[スタートアップ紹介Vol.61]Classiq



スーパーコンピュータの処理速度を大幅に上回り、AI の劇的な発展を後押しすると言われている量子コンピュータ。世界中で開発競争が進み、GAFAMなどの大手企業だけでなく、各国のスタートアップも名乗りを上げている。

URL Classiq

今回は、イスラテックインターンが、これまで不可能とされていた量子回路のモデル化、合成、解析を行うソフトウェア開発を行う「Classiq」について、代表加藤に伺います。

Classiq とは、そもそもどんな会社でしょうか?

Classiq は、量子アルゴリズム開発の新しい方法を可能にする量子コンピューティングプラットフォームを開発しています。同社は、人間の思考を量子回路に変換し、量子アルゴリズムの基本要素を提供できるシステムを世界で初めて開発しました。

量子アルゴリズムの開発はかなり難しいと伺ったことがありますが、なぜ Classiq では可能なのでしょうか?

Classiqは、複雑な量子論理のギャップを埋めることで、量子コンピューティングの開発における課題に対処しています。

量子ソフトウェアスタックの新しいレイヤーを構築し、抽象化のレベルを高め、開発者がゲートレベルで特定の量子回路を設計する必要なしにアイデアや概念を実装できるようにしています。

なるほど、言葉としてはわかりましたが、、、正確にできているかは不明です。技術的な部分はもっと勉強します。この技術を使用することで、どのようなことが可能になりますか?

同社は、ハードウェアの上に追加の抽象化レイヤーを提供することを使命にしており、この技術によって、コンピューター科学者や開発者が量子アルゴリズムやアプリケーションを簡単に作成できるようになります。同時に、開発者は特定の量子コンピューティングハードウェア用にアルゴリズムを最適化することもでるようになるようです。

開発作業がより高度で容易になるということですね。すでに AI へ実装されているのでしょうか?活用事例もあれば教えてください。

基本的なことですが、実験的なアプリケーションを実行している量子コンピュータは、量子ビットを計算の原子単位として利用できるようにする量子回路に基づいています。
従来のコンピューティングシステムは、 0 または 1 に設定できるビットに基づいていますが、これとは異なり「量子ビットは 0 と 1 を同時に設定」できます。
これにより、理論的には計算馬力が増加し、より複雑な問題を解決できます。
気候変動の研究を進めたり、サイバーセキュリティを確保するために広く採用されている暗号化スキームを破ったりすることができます。

すごいことができるようになるんですね。

はい、専門家は、量子コンピューターがAIを進歩させることを期待しています。
課題は、複数のコンピューティングプラットフォームに分散している場合、量子ビットが特に安定していないことです。
しかし、同社の CEO である Nir Minerbi 氏は、2023 年までにさまざまなハードウェアプラットフォーム用に 1,000 量子ビット以上が作成されると予想していると述べています。


2023年とはすぐな気がしますが、実装に至るまでには多くの課題があるのですね。しかしながら日本の企業より進んでいるのでしょうか?

 

分析会社である VALUENEX 株式会社の調査によると、東芝は量子通信と暗号化のハードウェア特許で世界第 1 位の 104 であり、NEC は 88 で第 3 位です。未開の地域ということもあり、特許の数が先進性や実用的価値はそのまま指し示すかは、専門家の中でも判断が分かれているようです。
東芝は約 20 年前から新しい量子技術を研究し、公開鍵暗号の送信速度と距離の面でも世界で一番進んでいると言われています。
どちらが進んでいるというよりも、未開の地域なので、まだまだ、これからという側面が強そうです、こうした未開の領域に独自のアプローチをすることは、イスラエル企業は得意とするので、日系企業と協働できればより大きな進化が望めそうな期待は持てそうです。


期待が持てますね、本日はどうもありがとうございました。

URL Classiq

※イスラエルでは、こうしたスタートアップが 6000 社以上存在するといわれております。
弊社では、こうした企業の調査、目利きを行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

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