[会社紹介Vol.17]AdaSky | Isratech / イスラテック

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[会社紹介Vol.17]AdaSky



自動運転の開発において重要な役割を持つ遠赤外線(Far Infrared Rays)カメラは、物体から放射される遠赤外線を映像化できる。そのため、光源に左右されることなく暗闇や遠方の認識が可能である。
こうした技術をイスラエルでは軍事技術を開発してきたが、民間転用し、たとえば自動運転用の FIR 開発も積極的に行われている。

URL : https://www.adasky.com

AdaSky について伺ってみた

AdaSky をオススメする理由を教えてください。

AdaSky の 0.3メガピクセル Viper センサー(サイズ: 4.3 cm x 2.6 cm)は、可動部品を含まず、1 秒あたり60フレームで連続的に動作し、数百メートル離れた物体や構造物からの熱信号を摂氏 0.05 度の感度で受動的に収集します。つまり、細微な温度差により、遠距離の対象を検知できる技術です。

ミリ波レーダーなどともに150m以上の対象を検知できるため、こうした技術は画期的なものの1つです。

そもそも、FIR 遠赤外線(Far Infrared Rays)のメリットはなんでしょうか?

そもそも、遠赤外線(FIR)は、雨・夜間・霧の中など視認性が悪い状況下でも構造物を認識することで安全に自律走行ができるようにします。
同社の Viper は先述した通り、サーマルカメラと高度なマシンビジョンアルゴリズムを組み合わせて、人や構造物を把握することができるため、悪条件でも安全に走行することを可能にしました。

具体的に自動運転にどのように活かされるのでしょうか?

AdaSky の FIR カメラテクノロジーは、融合対応の深層学習型コンピュータービジョンアルゴリズムと組み合わされています。融合対応とは、ありていに言いますと、いわゆる AI などで学習した結果をそれ以外で収集したデータ等と結び付けて対応することです。
この領域でいうと、各種センサーで入手してデータ、ドライバーの視認、過去のデータの分析結果などを含めての対応ということでしょうか。

なるほど、ありがとうございます。

このコンピュータービジョンアルゴリズムは、カメラから収集されたデータを処理し、最大 200 メートル先までの正確なオブジェクト検出とシーン分析を行い、車両に新しい情報層を提供します。このテクノロジーによって、車両は気象条件に左右されずに、歩行者、自転車、動物、物体、道路状況を確実に検出、セグメント化、分析できます。そのためViper センサーを搭載した車両は前方の道路を照らす必要がありません。また、このセンサーは他の車両システムへ干渉もしません。

既存の自動運転関連技術と連携も期待できそうですね。一方で、この FIR の現在の課題はどのようなものでしょうか?

LiDARやレーダーなど、自律開発で使用される他のセンサーでは、直射日光などの動的に変化する低視認性照明条件下ではパフォーマンスを低下させているため、同条件下での自動運転を実現するためには、よりフェイルセーフ(※)な視界と知覚を持つ必要があります。

※フェイルセーフ…ある装置・システムにおいて、誤操作・誤動作による障害が発生した場合でも常に安全側に制御されること

今後も FIR は注目すべき技術だと考えますが、イスラエルには同様のスタートアップはどの程度あるのでしょうか?

イスラエルでは、Adasky が FIR カメラで動作する唯一のスタートアップですが、異なるカメラやテクノロジーを扱スタートアップは数十存在します。たとえば、車内カメラとモーションセンシングスマートを車両の中央から前方に移動した Guardian Optical Technologiesなどがあります。

ドライバーの行動を監視することができるなど自動運転車用カメラだけでも様々なスタートアップが存在します。

本日は、ありがとうございました。

URL : https://www.adasky.com

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