コミュニケーションの「ツボ」 | Isratech / イスラテック

信用でなく、信頼をベースにしたコミュニケーション



●信用でなく、信頼をベースにしたコミュニケーション

2-6.(「回避可能」な失敗の回避方法) では、「会社が失敗した後でもつき合える関係づくり」が、必要とお伝えしました。関係を構築する前から失敗のことを考えておくことが経営者の仕事でしょう実際、会社がつぶれてしまったその後も関係は続きます。現在の時代環境が抱えている問題意識、特定理論に傾注する度合い、ある領域の社会課題を解決しようとする志など、本質的な価値創造の部分でのビジョンを共有し、関係構築をしていると、失敗後も関係を続けることが可能だと思います。ここが「ツボ」でしょう。

ファイナンシャルリターンだけを重視している投資や、Fund of Fund での投資であるとここまでの関係は正直、どうしてもできにくいでしょう。「ツボ」がない関係性になりがちです。最前線の人材、スタートアップ同士は横のつながりは深いです。失敗後も付き合っていける人材かどうかは、中長期にわたりパートナーシップを構築するときに重要です。だから、コミュニケーションを重要にしたいです。

イスラエル人にあの日本企業は「失敗に寛容だ」「失敗しても付き合ってくれる」と思ってもらえれば、彼らの懐に二歩三歩近づいています。それを、行動でも示していく。関係性を作ったり、投資したりしたスタートアップは、3 つに 1 つは潰れます。つぶれたスタートアップの人が次のスタートアップに行き、その人と継続的に連絡を取れるまでの関係になっておくと、本来の目的に近づきます。実際に関係性を継続できるのであれば、したほうがいいでしょう。自社戦略に合わせてどういう企業と付き合うかに、フォーカスするような段階であっても、失敗後を見据えてコミュニケーションをとっていくことは重要です。これは、後ほどお話するコミュニティやエコシステムと主導的な関り方をすることに通じてきます。私たちの目的は、あくまで、イノベーションをビジネス化していくことです。イノベーションを取り込み続ける目的を達し続けることに近づきます。

もう1つは、契約書がないところでのコミュニケーションです。契約書がない付き合いをどれだけできるか。信用ではなく、「信頼」をベースにしたコミュニケーションです。信用取引と言います。信用は、書面上でできる、第三者へ引き継げることです。ただ、失敗やマイナスの事前情報は、これだけでは入ってきません。トラブルが起こる場合、起こった場合、「いつ」その情報を教えてくれる関係性になっているかです。契約書上だけの付き合いだけだと、どうしてもこの手の情報の伝播は遅くなります。この信頼をベースにしたコミュニケーションの問題は、個人の関係値になり、第三者へ引き継げず、属人化します。組織化できませんが、こうした「信頼」をベースにした関係値は、イノベーション活動全般を行う上では、要となります。

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