[スタートアップ紹介Vol.63] CropX
URL: https://cropx.com/
CropX 社は、そもそもどんな会社でしょうか?
同社の農地管理プラットフォームは、世界中の農家が作物投入コストを削減し、収益性を高め、水、肥料、エネルギー、労力を節約することで持続可能性を確保するのに役立つソリューションです。
どのように情報を統合・処理しているのでしょうか?
以前、TARANIS についてお伺いしましたが、CropX はどのように異なりますか?
TARANIS の技術により、農家は雑草の初期症状、作物の不均一な出現、栄養不足、病気や昆虫の蔓延、水害、設備の問題を検出することで、情報に基づいた決定を下すことができます。
CropX 社の場合は、灌漑システムと統合された独自の土壌センサー技術とクラウドベースの農業分析で、土壌に関する完全な情報を提供します。 同社の技術は農家による作物の収穫量と品質を高めるサポートを行いつつ、水、施肥、エネルギーのコストを削減することができます。
なるほど、収穫量向上とコスト削減が可能なのですね。大規模農場である北海道などの広い農地であれば有効な気がしますが、狭い農地でも可能なのでしょうか?
確かに水捌けや日当たりなどは小さな場所でも異なりますね。やはりイスラエルの農業×ハイテクは素晴らしいですね。日本の農業×ハイテクも気になります。
もう1つの例は、農場管理ソリューションを提供する会社である KAKAXI 社です。 広角カメラ、温度センサー、湿度センサー、日射センサー、降雨量計を搭載した太陽光発電装置「KAKAXI」を開発・提供しています。 3G通信技術を介してファームデータを収集して送信します。
イスラエルと日本の農業技術関係については、2021年3月14日、コブタはイスラエルを代表するアグテックイノベーションハブである Kinneret Innovation Center 社(KIC)と提携することを発表しました。彼らはまた、革新的な技術ソリューションの特定と実装に関して多国籍企業と協力している戦略的アドバイザリー会社であるImpact Innovation Israel社と提携しました。
この発表は、日本企業がイスラエルのエコシステムで活動を展開しようとしているため、クボタがイスラエルの農業技術スタートアップである Tevel Robotics 社と SeeTree 社に最近投資したことに続くものです。
もっと連携が進み、狭小の土地でも効果的・効率的な生産が可能な技術が生み出されることを期待したいです。本日はありがとうございました。
URL: https://cropx.com/
※イスラエルでは、こうしたスタートアップが 6000 社以上存在するといわれております。
弊社では、こうした企業の調査、目利きを行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
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